中国メディアの環球網は１６日、韓国の毎日経済の報道を引用し、韓国に進出している日本や中国の銀行は業績が好調であるにもかかわらず、日本や中国に進出している韓国の銀行は「楽観できない業績」であり、一部では巨額の赤字を抱えている銀行もあると伝えた。
記事は韓国の金融監督院が１５日、日本に進出している韓国の銀行８行が２０１３年に日本で計３３０万米ドル（約３億３５００億円）の赤字を計上したこと
を発表した。一方、韓国に進出している日本の銀行４行の同時期における韓国での純利益は計３億８８７万米ドル（約３１３億円）に達したという。
また、中国に進出している韓国の銀行１１行の１３年における純利益は４４２０万米ドル（約４４億８０００万円）だったが、韓国に進出している中国の銀行
５行の純利益は１億４２００万ドル（約１４４億円）に達したことを紹介し、「韓国の銀行は相次いで日中に進出したものの、進出先での事業はうまくいかず、
逆に韓国国内の市場を日中の銀行に奪われている」と論じた。
続けて記事は、韓国金融研究員の池満秀氏の発言として、「中国の金融機関は韓国国内の資金を吸収することで、巨大な資金需要を満たし、収益につなげてい
る。一方、中国に進出している韓国の銀行はおもに在中韓国人のマーケットでビジネスを展開しており、商機を逸している」と伝えた。
さらに記事は、東京にある一部の韓国系銀行がこのほど不正融資などの疑いで金融庁の検査を受けたことを紹介したうえで「日本において韓国の銀行の名声を貶めた」と論じたタオバオ代行
