大物映画監督“逃亡”
そんなサムスンの報道関係者向けの展示概要発表会、いわゆる「プレスカンファレンス」はCES開幕前の6日午後、ラスベガスのホテルで開かれた。「王者」の発表とあって千人を超える報道陣が詰めかけた。
発表では、サムスンがCESに出展するフルハイビジョンの4倍の解像度を持つ「4K」対応テレビのすばらしさをPRするため、「アルマゲドン」や「トランスフォーマー」などの作品で知られる米ハリウッドの映画監督、マイケル・ベイ氏がゲストで登壇。大物の登場に会場は沸いた。
ところが、ベイ氏は壇上でなぜか蒼白(そうはく)になり、しどろもどろに。揚げ句には「すみません。申し訳ない…」とステージを放棄して立ち去った。会場は騒然となり、「米国の英雄に恥をかかせた」と舌打ちする米国人記者の姿もあった。
ネットではベイ監督の“失態”動画が話題となったが、原因はどうやら、舞台下に設置され、登壇者のせりふを表示する「プロンプター」と呼ばれる機械の不具合。
監督は「アドリブでやります」とふんばったものの、司会者の助け舟にもフリーズ。ついに「すみません。申し訳ない、申し訳ない…」と述べると身を翻し、ステージを去った。
商品PRを目的とした台本は当然、厳選された言葉で書かれている。監督は新製品がアクション大作映画を見るのにいかに適しているかを語るはずだったが、台本が表示されなかったハプニングに、監督は“逃亡”するしかなかった。
後日、監督は自身のブログで「CESで恥をかいた。ライヴショーは得意ではないようだ」と釈明した。サムスン側とは「和解」が成立したらしい。
タオバオ仕入れからのニュース
没有评论:
发表评论